ここ最近、野球において走力に焦点が当てられるようになってきました。野球において速く走るということは出塁率を高めたり、盗塁成功率を上げたり、走塁面ではもちろん、守備範囲の拡大や球速アップ、など足を速くすることで守備や投球にまで恩恵をもたらすことがわかってきています。
プロ野球では、走ることを教えるスペシャリストが臨時コーチとして招集されることが年々増えてきています。
プロ野球チームへの指導実績のあるスプリントコーチ
ここでは、公表されているスプリントコーチの実績を紹介していきます。
秋本真吾さん

オリックス・バファローズ(2010-2012)
阪神タイガース(2016〜)
埼玉西武ライオンズ(2022)
自身も陸上選手という過去を持ち、成績も優秀だそうです。ハードルが専門みたいですが、走ることへの指導はサッカーのチームやプロ野球複数球団にいかれています!
和田賢一さん
東京ヤクルトスワローズ(2022)
走りの学校という組織を立ち上げ、サッカー、アメフト、ボブスレーなど様々なアスリートの走りの指導を行ってましたね!
智弁和歌山や中京大中京など甲子園常連行にも指導実績があります!
西川遥輝さん
東北楽天ゴールデンイーグルス(2022)
西川選手は、選手でありながら臨時走塁コーチとして若手の育成に取り組みました!
武井壮さん
北海道日本ハムファイターズ(2022)
BIG BOSSこと新庄剛志監督に緊急招集。
疲れない体の動かし方を伝授していたとみられます。
プロ野球で1年間戦う中ではとても必要なことですね!
まとめ
もうすでに、12球団のうちの半分の6球団が「走る」ということに着目してきています。
近年は、科学技術の進歩により球速を上げることが理論的になってきています。
それと並行して、「速く走る」ということも理論的に説明がつくようになってきています。
野球において、捕る、打つ、投げるの練習をするのは当たり前ですが、走るという練習を細かくやることはないですよね。
だいたい走ることが罰走になっていたり、冬場の走り込みのイメージが強く、選手は走ることを嫌います。
でも野球においてそれでいいのでしょうか?
速く走れるということで、試合を優勢に進めることができるのは間違い無いでしょう。
しかし、コーチの中には、走ることを細かく教えることのできる指導者は少なく、現場では指導されないことがほとんどです。
それに気付いた球団は今後強くなってくるでしょう。
阪神の2軍に関しては、秋本真吾さんの指導により、盗塁の数が増えているのも現実です。
走りに関してのスペシャルなトレーナーになるべく、私自身もアスレティックトレーナーというトレーナーの資格に加え、日本陸上協会公認のコーチ資格を取得しております。
今後の走ることへの指導の発展と、スポーツの成績には楽しみですね!
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